suckoflife

日常の生活を

2018/01/01

あけましておめでとうございます。

実家に帰省しています。

 

地元はまぁ田舎なんですけど、有名でもなく特徴もない、限界集落ってほどでもなく田舎さで推してくにもスケールが小さい、地名も微妙に難読で説明するのも面倒くさい、とにかく生まれ育った土地であるという以外に何の特別さもない土地です。

パチ屋の駐車場ばっかりだだっ広くて地元の商店街はほぼ死んでて唐突にデカいスーパーが出現して生活の大半をそこで賄う、車通りも寂しくジジイのプリウスのち軽トラ、時々bBが元気よく走ってて、たまにデカい交通事故が起きたと母親から報告を受けます。なんていうか面影ラッキーホールの歌うそれみたいな感じです。

いま私が住んでいるアパートの最寄り駅のTSUTAYAにはキャッチミーイフユーキャンが置いてなくて、これはマジで意味が分かんないんだけどとりあえずあの駅の住民はキャッチミーイフユーキャンがレンタルできない。TSUTAYA側としてもそんな観たいなら配信?サービス?で観ればいいんじゃないですか、みたいな気持ちがあるのかもしれないがいや本当に置かない理由考える方がダルいだろレオナルドディカプリオ出てるねんぞ、そんなん私の地元のTSUTAYAにもあったぞ、って思いつつ帰省したらTSUTAYA自体潰れていました。みたいな場所です。さようなら、私の中高時代の相棒、青春のTSUTAYA

TSUTAYAが相棒とか言うくらいだから中高時代の思い出といっても大したものはなく、自宅から走って5分程度の場所に中学校があったのにもかかわらず遅刻しまくり担任の先生が激怒、廊下に正座しとれいみたいなことを仰り、私が中学生の頃ですからかなり昔のことなんだけどその当時ですら「今時マジかよ」と思いながら素直に正座していた(遅刻は悪いことなので)。走って5分の立地で逆にどうやったら遅刻できるねんみたいなことみなさん仰いますけど家を出る時間に起床すれば遅刻できます。その担任の先生はのちに私が私のくせに「(カッコいいので)電車通学がしたい」と言い出したとき「マジでやめといた方がいい」と本気で止めてくれ、今ではかなり感謝をしています(結局中学校からまたさらに歩いて行ける立地の県立高校に行きました。普通でした)

 

大学生あたりまで帰省するイコール地元で多少なりとも友達と飲んだりなどすることだったし、自意識から帰省する際も服装などに気を遣っていましたけど今やそんなこともなくなり、長時間電車に乗るのはしんどいし荷物が多いのは本当に嫌、誰に出くわしてどう思われても本当にどうでもいいみたいな感じになって、昨日も動きやすさ以外の何にも気を配らない出で立ちで地元の駅に降り立ちました。

そしたら多分だけど同じ高校だったんじゃないかな?くらいの見覚えある顔の男性にエンカウントした。でももう名前も思い出せない。心底どうでもいい、どうでもいいけど、どうでもよくならない方がいいんだろうな、コレ。

私は駅前広場の中心に鎮座ましましている平和の像っぽいものを見上げ、ああ悲しいなあと思いました。